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従来の画像検査装置には無い、新しい発想での検査機登場

 

大学の研究室や、大手の研究室では決して開発できないもの。
それは、もの作りをしている現場で日常的に起こっている諸問題を、現場に足を運んで現場とは別の視点で見極め、今可能な技術とアイデアで解決しようとする本来の「モノ作り」姿勢で開発されるモノであると思います。
便利であっても操作に専門知識を必要としたり、現場の使いやすさを受け付けない高度機能であったりすれば、その製品は現場でいずれ陳腐化してしまいます。

商品寿命が短期サイクル化する製造ラインでは、その現場員達が短期間で新モデルの品質管理を安定的に行えるようにならなければ意味がありません。しかし人間は機械の様には行きません。多くの現場作業員は日々の体調や集中力をいつも同じように調整することは出来ませんし、それが出来る熟練工は現場にそれほど多くはいないのが実情です。

市場での商品サイクルに現場を合わせるには、人間と機械が得意分野を分担しあい補足しあうシステムが絶対必要になります。
また、人間でも機械でも無い“生き物のような「はんだ槽」”を管理しきるには、徹底したデータ取りとその傾向と分析は欠かせない筈です。
しかし、現状は理想とはほど遠い感があります。

2007年問題は、このような現場にとって非常に深刻です。

熟練工のもつ経験に裏打ちされた技や勘をどのように継承するかがターニングポイントになります。この問題の解決には前述した現場の情報収集と分析、そして人間と機械の両立は欠かせません。
SUNZはこのような現実を数々の現場から学び取り、「はんだ槽」と「電気検査」との狭間に、従来の画像検査装置には無い新しい発想での検査機を作り出しました。