SUNZ外観検査装置は、従来の検査装置とは全く異なるソフトウェアを開発し搭載しています。
この違いを、もっとも簡単にご理解いただくために、バナナの食べごろ検査を実施いたしました。
カラー画像によるパターンマッチング方式ではバナナの「食べごろ」は判りません。
食べごろサインと言われるシュガースポットのパターン登録ではキリがありませんし、バナナの形・色も千差万別で非現実的です。
また、AOIに一般的なRGB(直視/斜視)照射方式でも「シュガースポット」すら検出できません。
SUNZの外観検査装置は、ファジカルZエンジン(Fuzzical造語※)を搭載しています。
FuzzicalZエンジンとは、DIP専用としての特殊ロジック(視覚官能ロジック)のことです。人の視覚処理を数値化することで、人の感覚に近い判断基準を自動化したソフトウェアを開発しました。
この特徴を簡単に説明するために、SUNZはバナナの食べごろ判定実験を実施しました。
※Fuzzical = Fuzzy & Physical の造語
DIPの基板(反り、汚れ等)と同じように、バナナ(形・色・シュガースポット)の出現も環境により千差万別。